バーツ

「それじゃぁ先生、彼女は･･セーラは････」

「頭を強くぶつけたらしい。ここよりも設備の整った
病院で早急に手術をしなければ長く持って
二ヶ月の命だろう。」

「そんなぁっ！
俺が運転をドジったばっかりにっ････！」

「ケンブリッジにある医科大学病院なら彼女を
目覚めさせることが出来るかもしれない。
ただ････何千万単位のお金を君に払うことが
出来ればだがね････」





「くそうっ･･！チームの頭まで張ったバーツ様と
したことがっ･･！へっ･･ざまぁねぇぜ･･





ちっくしょぉう！！


････金か････」

エンディング






「････ですから、脳波を詳しく測定してみたところ
シータ波、及びデルタ波が検出されました。

彼女は眠っているのです。深い深い眠りに････

そこで脳幹の視床下部に対し、アミン作動性ニューロンの
活動を促すよう、刺激を与えてみました。

限定はできませんが近い将来には覚醒することが･･････」


「･･････バーツ･･････？」





「わたしね、夢を見ていたの。

長い、長い、夢。何もない、まっくらなところに
私は座って、独りぼっちでずっと泣いていたの。」









「あなたが・そばに・いてくれて・
ほんとうに・よかった････」





エンディングは感動的なストーリー。

嬉しさのあまり、バーツが一言も喋らないのが効いてますね。


でも、突っ込ませて下さい。


オープニングのセーラの顔とエンディングのセーラが

ギャップありすぎです。(笑)





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