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アクア、セルビナを歩く(03/06/30)

俺はアクア=ソック。騎士をして、地方を転戦している。
近々、遠方に旅立つことになっていた俺は、仲間の誘いでセルビナに来ていた。
サンドリア王国を朝出発したが、セルビナについた頃には日が落ちていた。

セルビナは漁業と裁縫で成り立っている町だ。
俺も、戦士として修行している時によく立ち寄った。
セルビナのゲートをくぐる。



ゲートをくぐると広場があり、仲間を探す者、時間を潰す者で賑わっている。
俺の白い甲冑が珍しいのかちらちら見られる。

その視線が気に入らなかったが、広場を過ぎると不快感は消えていた。
港町独特の建物、闇夜に光る漁火、その二つを引き立てる椰子の木。
潮風が爽やかに吹く。

俺はこの町が好きになる。



階段を駆け降りる。
裁縫ギルドの羊たちが俺を歓迎してくれた。



裁縫ギルドの脇にある階段を上る。
そこから、ザフムルグ海が一望できた。
暗い海に光る漁火が、大きい宝珠に見える。



港町という事もあり、でかい船が入航する。
コルシュシュの港町マウラへの連絡船が入航してきた。

俺は2回、船に乗っているときに化け物に襲われた事がある。
奴は、でかい蛸の化け物で、俺の甲冑を見事に砕きやがった。
まるで、人間という存在の小ささを思い知らせてるみたいだ。
いつの日か、俺は奴を倒したい。
これが、俺が辛い戦いを続け、技を磨き続けている理由でもある。

あともう一つ、船に乗っていると海賊が襲ってくることがある。
俺がこらしめてやったのだが、奴らは懲りてないらしい。
船に乗る際は、この2点に気をつけてほしい。



翌朝に出発することにした俺は、民宿に泊まることにした。
タコ部屋には、若い戦士や、旅人が思い思いの場所でくつろいでいた。
俺も、部屋の片隅に腰を下ろす。
そんな俺に、一曲いかがです?と声をかけてきた詩人がいた。

俺はこの港町のイメージに合う曲をリクエストした。
彼は力強いが決して野暮じゃない、素朴な曲を奏でてくれた。
それは、まさに港町セルビナそのものだった。
曲に満足した俺は、彼にチップを渡した。
彼は微笑み、俺にお辞儀をした。

 終

-あとがき-

活動最終日、釣り大会の前に歩き回って撮ったSSに文章をつけてみました。

あんまりセンスがないんで、微妙なとこがありますが、、、
まぁ、ご愛嬌って事でw
俺は、セルビナがヴァナの町の中で一番好きです。
この文章を読んで、セルビナに行きたい〜って感じてくれたら嬉しいです。
また、グッとくるとこがあればまた作りたいと思っています^^






 


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